本稿では、「地」と「図」の視覚的関係をめぐる構造を、自身の創作活動を通じて再考した。視覚文化において主従関係として扱われてきた地と図は、現代においてその境界が流動化し、相互に可逆な構造を取りうる。本論では、卒業制作《変容する絵画》とアニメーション作品《Element》を分析対象とし、ベッヒャーの写真に見られる視点の制度化や、美人画に顕著なフェティッシュ的まなざしを手がかりに、視覚の秩序そのものを問い直す実践として位置づけた。作品は構図、素材、運動、展示形式において、常に個人的な偏愛や細部への執着を基盤としながら、視ることの制度を批評的に撹乱する試みである。
修了制作
Vimeo / Youtube にアップロードされ次第、掲載します。
一年次制作
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