山崎 詩織(6期)「アニメーション表現における自己のキャラクター化と存在性」

修士小論文・作品

要旨:
本論文は、予てより自分自身が登場するアニメーション作品を制作してきた筆者が、現代において制作物を残す上で、なぜ自分自身をキャラクター化し、アニメーションという手法を用いる必要があるのかを考察し、その意義を明らかにすることを目的とする。その結果、作品を創作して世に放ち、それを認識してもらうという事自体が「存在」をつくることであるということが理解された。そして現代社会とこれからの未来におけるリアリティの中で、そこに創作したイメージを「存在」させるとはどういうことかの考察へと続いた。結論として、存在を「存在」たらしめるためには「時間」という尺と概念が必須であり、現時点でその概念を最も効果的に表現できる方法こそがアニメーションであるということが理解された。


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修了制作


一年次制作