本論文では、線・面・立体における乳首表現を横断的に捉え、それが単なる身体の一部ではなく、時代や文化、ジャンルによって意味づけられる存在であることを考察した。線表現においては、乳首はキャラクター性と結びつき印象を形づくる要素となり、描かれるか否かは読者の視線をどこに向けるかと関わっている。面表現のうち西洋絵画では乳首は理想化された人体の一部として描かれ、日本の浮世絵では日常の中の出来事として描かれながらエロスを表すものとして存在した。さらに立体表現では文化差も見られ、乳首は現実とフィクション、身体と物語のあいだをつなぐ存在であるといえることがわかった。
修了制作
Vimeo / Youtube にアップロードされ次第、掲載します。
一年次制作
Vimeo / Youtube にアップロードされ次第、掲載します。
